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プロフィール

sukimanori

Author:sukimanori
早川 乃梨子

1984年京都府生まれ、育ち。
東京都在住。
イラストレーター。
京都精華大学芸術学部マンガ学科
カートゥーンマンガ専攻卒。


5年程勤めた制作会社を退社後、
なんやかんやで上京。
お祭りで売っている綿菓子のように
ふわふわの中にまっすぐした芯がある
生き方を目指しつつ活動中。

主にペン画です。
1コママンガ描いてます。
でも他にもいろいろ描きます。


第151回 The Choice
緒方修一さん審査 入選
第152回 The Choice
寺田順三さん審査 準入選

ほぼ日マンガ大賞2012 入選

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泣く

私は子供の頃から泣き虫だ。
嬉し泣きこそあまりしないものの、特に怒りには涙がつきものだった。

「そんなことで泣かなくても」とよく言われた。
ただ、泣き虫から言わせてもらうと、泣きたくて泣いてる訳じゃない。
勝手に涙が出るのだ。
そう、汗かきの人が汗をコントロールできないのと同じだと思っている。
だから、すみません。泣くのは仕方ないのです。と思っていた。

小さな泣き虫を目の前にするまでは。

そんなに泣かなくても、、という気持ちが
初めて分かった。

全力で泣く。

きっと本人は本当に悲しい気持ちなんだと思う。

だけど、ごめん。母はね、ちょっと面白いと思っちゃった。
面白いと言う言葉が適当なのか分からないが。

これは「この世の終わり泣き」と私は呼んでいる。
この世が終わったかのように、天を仰いで泣いている。
神さまぁぁぁぁと、言わんばかりに泣いている。

そんなに泣かなくても、、と、私の母も思っていたのかもしれない。
いや、思っていたに違いない。おばあちゃんも。

泣き_01




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